資金調達手段を多様化することでリスクを軽減する(2)

昨今はFinTech(フィンテック)の発達によって、「金融機関からの融資」もしくは「国・自治体からの助成金・補助金」以外にも、さまざまな資金調達方法が開発されています。
以前は、「データレンディング」をご紹介しました。

資金調達手段を多様化することでリスクを軽減する

今回は「ファクタリング」をご紹介します。

ファクタリングの概要

「ファクタリング」とは、企業が保有している売掛金をファクタリング会社へ売却し、運転資金を早期に調達することです。

早期に売掛金を現金化できるため、資金繰り改善が期待できます。
融資ではない資金調達手段なので、財務内容が悪化しないというメリットもあります。

3社間ファクタリングの仕組み

ファクタリングにもいくつかの種類があり、これまでは「3社間ファクタリング」が主流でした。
3社間ファクタリングの流れは以下の通りです。

① 企業がクライアント(売掛先)に商品を納入し、代金を請求
② 企業がファクタリング会社に売掛債権(売掛金)を売却
③ ファクタリング会社から企業へ入金
④ 支払期日に、クライアントからファクタリング会社に売掛金を支払う

3社間ファクタリングのデメリット

売掛金を早期に現金化できるメリットがある一方で、デメリットもあります。

3社間ファクタリングでは、「クライアント(売掛先)」に

「ファクタリングを利用するのでこの請求書の支払はファクタリング会社の○○に入金してください。」

と同意を得る必要があることです。

つまり、3社間ファクタリングを利用することにより、クライアントから

「あの企業は、売掛金を譲渡するぐらい資金繰りに困っている企業なのか?」

と思われてしまい、その後の取引に悪影響を残す可能性があるのです。

3社間ファクタリングのデメリットを補う2社間ファクタリング

そこで最近注目されているのが「2社間ファクタリング」です。
2社間ファクタリングの流れは以下の通りです。

① 企業がクライアント(売掛先)に商品を納入し、代金を請求
② 企業がファクタリング会社に売掛金(売掛債権)を売却
③ ファクタリング会社から企業へ入金
④ 支払期日に、クライアントから企業に入金された売掛金を、そのままファクタリング会社に支払う

2社間ファクタリングでは、

「クライアント(売掛先)への通知は不要であり、クライアントから入金があった際、そのままファクタリング会社へ入金する。」

という仕組みになっています。

2社間ファクタリングのオンライン化が進む

2社間ファクタリングをオンライン上で行うのが「クラウドファクタリング」です。
クラウドファクタリングとは、AIを活用した、WEB完結型の2社間ファクタリングサービスです。
AIを活用しているため、審査判断が速く、申込みから審査、入金まで、最短24時間で対応してくれます。

今のところ、積極的にクラウドファクタリングを提供している企業は多くありませんが、いずれもっと普及してくると思います。
現金化のスピードが速いため、資金繰りに悩んでいる企業にとって有効な資金調達方法になると思われます。

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